GHOS朋也 プロローグ
ことみは泣いていた。
それが普段なら杏もその妹の椋も、親友の渚も、
笑いながら元気付けてくれただろう。
しかし今回は勝手が違うのだ。
なぜなら・・・ことみの恋人である朋也が死んでしまったのだから。
GHOS朋也プロローグ
朋也とことみは高校卒業と共にことみの家で同棲を始めた。
朋也はまだ早いだろうと思ったが、
「朋也君は私を一人にするの・・・?」
と泣きながら言うので断れなかった。
ことみの家には父親や母親が残してくれたいわゆる遺産がまだあったので、
朋也もことみも十分に暮らせた。
しかし、
「これじゃヒモじゃねぇか・・・。」
そうおもった朋也は、高校時代に出会った芳野さんの元で、電気工をすることになった。
就職の際は、杏、椋、渚、ことみ、(あとついでに春原。)
が集まり、パーティを開いたりもした。
ことみはとても幸せだった。
ある夏の日である。
その日、日本は記録的な猛暑だった。
「お外は暑いから・・・これをもっていくの。」
そういってことみに渡された水筒入りの麦茶を持って朋也は出勤していった。
ことみは食器を洗っていた。
楽しそうに鼻歌を歌いながら。
が、ふいにいやな予感がした。その直後になる電話。
恐る恐る電話を取った。
「はい・・・一ノ瀬です。」
『おお・・・。
ことみさん・・・。』
電話は朋也の父親の直幸からだった。
ちなみに2人はことみの家で同棲するに当たり、和解している。
「お義父さん・・・?
どうしたの・・・?」
『・・・落ち着いて聞いてほしい。
朋也が・・・。』
朋也に何か深刻な問題が起きたらしい。
「朋也くんになにかあったの・・・?」
『ああ・・・。
朋也が・・・電柱から落ちて意識不明だそうだ・・・。』
「!!!??」
『今は隣町の病院に入院してい』ガチャン!
ことみは走り出した。
道路に着くと大急ぎでタクシーを拾った。
「朋也くん・・・。」
病室に着いた。
そこには変わり果てた大好きな人の姿。
顔には・・・白い布。
「ともやくん・・・とも・・・や・・・く・・・。」
病室の前には杏・椋・渚の三人の姿。
「と、ともや・・・?」
「おかざきくん・・・。」
「・・・おか・・・ざき・・・さ・・・。」
「ふぇ・・・ひっ・・・ともや・・・くん・・・ともやくん・・・!」
岡崎朋也21歳の出来事だった。
御通夜が終わった。
自分の奥さんが亡くなったときの経験からか、
直幸が傷心のことみにに変わり、通夜を取り仕切った。
杏たち三人はことみを何とかして元気付けようと、ほぼ強制的に居酒屋へ直行した。
その帰り。
「まさかあいつが死んじゃうなんてね・・・。」
「岡崎君・・・。」
「ひっ・・・おがざぎざん・・・。」
「みんな酔いすぎなの。
ちょっとおうちで休んでいくといいの。」
「いいの?
お邪魔しても・・・。」
「うん。
朋也くんだってきっとそういうの。」
「でも・・・。」
「それに・・・朋也くんはずぅっと私の側で見守ってくれてるの。」
「・・・・・・じゃあ・・・お言葉に甘えるわね。」
ことみは三人を部屋に上げようと鍵を回す。
しかし・・・。
「あれれ?」
「ん?
どうしたのことみ?」
「鍵がかかってないの・・・。
ちゃんと閉めたはずなのに・・・。」
「へぇ・・・不審者?
このあたしに喧嘩売ろうなんざ百年早いってこと思い知らせてあげようかしら?」
四人(内2人は三人は戦力外)はリビングへ近づいていった。
何故かテレビの音と、ジュージューと何かを焼く音が聞こえた。
そっとドアを開けていく。
そしてそっと中を覗き見る。
「ん?ああ、お帰りことみ。」
そこには、エプロン姿で料理をするちょっとすけた朋也が立っていた。
「お、杏。ってことは藤林と古河も一緒か。
いらっしゃい。」
沈黙。
そりゃそうである。
死んだはずの人間が家でエプロンを装着してCooking!
しているのだから。
「あ、お前ら飯食ってく?」
「あ、あ、あ・・・。」
「え?どうした?杏。
まるで鳩が反物質砲喰らったみたいな顔して。」
そんな顔、できるなら見てみたいものである。
「あんた・・・なんでここにいるのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!???」
Σばたん!!
「Σきょ、杏!?」
「きゅう・・・。」
Σばたっ
「Σ藤林ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
どうしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
「あ・・・あんぱん・・・!」
Σばたり
「Σ古河ぁぁぁぁぁ!!?
その癖まだ直ってなかったのかぁぁぁぁぁ!!??」
次々と倒れていく三人。
残ったことみ。
混乱したことみはこう呟いて倒れた。
「ここは私も倒れるのがセオリーなの・・・。」
Σばたん
「Σことみぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?
セオリーって何ぃぃぃぃぃぃぃ!!??」
死んだはずの恋人の声を聞きながら、ことみは意識を手放した。
なっげぇよ!!
もう途中からgdgdです。
即興で長編作っちゃった・・・///)
頑張るしかねぇ・・・。
コメント頂けるとうれしいです。
それが普段なら杏もその妹の椋も、親友の渚も、
笑いながら元気付けてくれただろう。
しかし今回は勝手が違うのだ。
なぜなら・・・ことみの恋人である朋也が死んでしまったのだから。
GHOS朋也プロローグ
朋也とことみは高校卒業と共にことみの家で同棲を始めた。
朋也はまだ早いだろうと思ったが、
「朋也君は私を一人にするの・・・?」
と泣きながら言うので断れなかった。
ことみの家には父親や母親が残してくれたいわゆる遺産がまだあったので、
朋也もことみも十分に暮らせた。
しかし、
「これじゃヒモじゃねぇか・・・。」
そうおもった朋也は、高校時代に出会った芳野さんの元で、電気工をすることになった。
就職の際は、杏、椋、渚、ことみ、(あとついでに春原。)
が集まり、パーティを開いたりもした。
ことみはとても幸せだった。
ある夏の日である。
その日、日本は記録的な猛暑だった。
「お外は暑いから・・・これをもっていくの。」
そういってことみに渡された水筒入りの麦茶を持って朋也は出勤していった。
ことみは食器を洗っていた。
楽しそうに鼻歌を歌いながら。
が、ふいにいやな予感がした。その直後になる電話。
恐る恐る電話を取った。
「はい・・・一ノ瀬です。」
『おお・・・。
ことみさん・・・。』
電話は朋也の父親の直幸からだった。
ちなみに2人はことみの家で同棲するに当たり、和解している。
「お義父さん・・・?
どうしたの・・・?」
『・・・落ち着いて聞いてほしい。
朋也が・・・。』
朋也に何か深刻な問題が起きたらしい。
「朋也くんになにかあったの・・・?」
『ああ・・・。
朋也が・・・電柱から落ちて意識不明だそうだ・・・。』
「!!!??」
『今は隣町の病院に入院してい』ガチャン!
ことみは走り出した。
道路に着くと大急ぎでタクシーを拾った。
「朋也くん・・・。」
病室に着いた。
そこには変わり果てた大好きな人の姿。
顔には・・・白い布。
「ともやくん・・・とも・・・や・・・く・・・。」
病室の前には杏・椋・渚の三人の姿。
「と、ともや・・・?」
「おかざきくん・・・。」
「・・・おか・・・ざき・・・さ・・・。」
「ふぇ・・・ひっ・・・ともや・・・くん・・・ともやくん・・・!」
岡崎朋也21歳の出来事だった。
御通夜が終わった。
自分の奥さんが亡くなったときの経験からか、
直幸が傷心のことみにに変わり、通夜を取り仕切った。
杏たち三人はことみを何とかして元気付けようと、ほぼ強制的に居酒屋へ直行した。
その帰り。
「まさかあいつが死んじゃうなんてね・・・。」
「岡崎君・・・。」
「ひっ・・・おがざぎざん・・・。」
「みんな酔いすぎなの。
ちょっとおうちで休んでいくといいの。」
「いいの?
お邪魔しても・・・。」
「うん。
朋也くんだってきっとそういうの。」
「でも・・・。」
「それに・・・朋也くんはずぅっと私の側で見守ってくれてるの。」
「・・・・・・じゃあ・・・お言葉に甘えるわね。」
ことみは三人を部屋に上げようと鍵を回す。
しかし・・・。
「あれれ?」
「ん?
どうしたのことみ?」
「鍵がかかってないの・・・。
ちゃんと閉めたはずなのに・・・。」
「へぇ・・・不審者?
このあたしに喧嘩売ろうなんざ百年早いってこと思い知らせてあげようかしら?」
四人(内2人は三人は戦力外)はリビングへ近づいていった。
何故かテレビの音と、ジュージューと何かを焼く音が聞こえた。
そっとドアを開けていく。
そしてそっと中を覗き見る。
「ん?ああ、お帰りことみ。」
そこには、エプロン姿で料理をするちょっとすけた朋也が立っていた。
「お、杏。ってことは藤林と古河も一緒か。
いらっしゃい。」
沈黙。
そりゃそうである。
死んだはずの人間が家でエプロンを装着してCooking!
しているのだから。
「あ、お前ら飯食ってく?」
「あ、あ、あ・・・。」
「え?どうした?杏。
まるで鳩が反物質砲喰らったみたいな顔して。」
そんな顔、できるなら見てみたいものである。
「あんた・・・なんでここにいるのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!???」
Σばたん!!
「Σきょ、杏!?」
「きゅう・・・。」
Σばたっ
「Σ藤林ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
どうしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
「あ・・・あんぱん・・・!」
Σばたり
「Σ古河ぁぁぁぁぁ!!?
その癖まだ直ってなかったのかぁぁぁぁぁ!!??」
次々と倒れていく三人。
残ったことみ。
混乱したことみはこう呟いて倒れた。
「ここは私も倒れるのがセオリーなの・・・。」
Σばたん
「Σことみぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?
セオリーって何ぃぃぃぃぃぃぃ!!??」
死んだはずの恋人の声を聞きながら、ことみは意識を手放した。
なっげぇよ!!
もう途中からgdgdです。
即興で長編作っちゃった・・・///)
頑張るしかねぇ・・・。
コメント頂けるとうれしいです。
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