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もっと俺を楽しませろ

「ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!」

宙に舞う人間の群れ。
まさに荒れ狂う嵐の如く、人が舞う。
その最中を高笑いしながら、男が突き進んでいく。
男が拳を降る度に、人間が吹き飛ばされ、大地が引っペがされ、戦場は徐々に荒野と化していた。

「ふん、やはり量があるだけか!!
 そのギラギラした鎧は飾りかゴミクズが!!」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

金色の鎧を殴り壊し、兜を握りつぶすと、男は人が積み重なった山を蹴り飛ばす。
十何人もの人間によって作られたそれは、全て、一蹴りで吹き飛び、前方の兵士を吹き飛ばした。

「はあぁぁぁぁっ!!」
「馬鹿が!潰れろぉ!!」

勇敢な兵が一人、男に向かっていく。
だが、その剣は男に傷一つ付けることなく砕け散り、兵は男に踏みつぶされた。

「ひるむな!!前線の者は一度退け!!
 弓兵!!矢をつがえろ!!」

リーダーらしき人物が弓兵を率いて男を狙う。
約二百の兵が、弓を構えていた。

「……ふん」

その光景を見て、男は両腕を威嚇するかのように上に構えた。
訝しむ兵士たち、だが特に気にすることもなく、指揮官が叫ぶ。

「撃てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」

二百余りの矢が、男にむかって放たれる。
先ほどの体勢のまま、微動だにしない男に、兵たちは勝利を確信した。


































「いただくぞ」

全身が赤黒い光に包まれた男が、無傷で立っている。
目を疑うような光景。
確かに、確かに矢はあの男を貫いたはずなのだ。
現に男の周囲は矢が散乱している。

「…………」

足音を響かせながら、静まり返った戦場を歩く。
何物も、その歩みを止めることかなわぬと。

「ファランクス!!」

男が片腕を降った瞬間、鞠のようなものが発射された。
それは、まっすぐ、高速で飛ぶと、二十人程を吹き飛ばす。

「なんだありゃあっ!!!?」
「ひぃぃいいぃぃっ!!!
 妖だぁっ!!」
「逃げろ!食い殺されるぞ!!」

恐怖が混乱を呼ぶ。
その中で、男はゆっくりと、本当にゆっくりと近づいてくる。
金色の煌びやかな鎧兜を踏み砕き、転がっている兵を蹴り飛ばし、ゆっくりと、歩み、近寄ってくる。

「さぁ、この程度で終わりではなかろう?
 折角手加減してやってるのだ……!
 もっと俺を楽しませろ……!!」







































その日、袁紹の放った黄巾党殲滅の為の兵が、壊滅したという報が、全国の将に伝わった。
生き残りはこう言った。

「あれは「夜叉」である。
 あれは「化物」である。
 あれは「魔人」である。
 あれは「狂犬」である」

そして、もう一つ。

「あれこそが「暴力」である」



































BLAZBLUE CHRONOPHANTASMAより、アズラエル
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アニメやゲームのキャラを自分の子供に勝手に認定するめたるみーと。(フリーター)です。
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