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第七話 ファミレスに行ったら中学生が絡まれてたゾ(ホモは嘘つき)

「何にする?」
「そうだな……ゴーヤとエスカルゴの地獄ラザニアなんて良さそうだなぁ……」
「すっげぇ名前……エスカルゴなんて高級食材じゃなかったの?」
「そこんところ、どうなんだろうな……ここのファミレス謎メニュー多いし……」

夏休みの前日。
基本自炊の俺たち上条トゥレイトコンビは、ファミレス“ジョナガーデン”で外食をすることにした。
なぜかというと、なんかこう、たまにあるやん外食したい欲求が溢れ出るときが。

「っていうかさぁ……あれ、みこっちゃんじゃね?」
「見るな。
 あれは俺たちが作り出した悪夢のひとつに違いない」

だいぶ厳しい事を言う上条さん。
そこには、だいぶ媚を売ったような声で不良らしき人に話しかける彼女。

「上条、いい加減現実を見ろ。
 あれはどう考えてもお前に、そして俺に喧嘩をふっかけたあの子だよ」
「っていうか、あれどうなってんの……なんであんな声だしてんの。
 何?ビリビリお嬢様じゃないの?
 童貞の夢と希望がブレイクしそうなんだけど」
「いや、まてまて。
 ほら、もしかしたら釣りってことも考えられるじゃん。
 あの子“風紀委員”とも繋がってるし……」
「あ、そういやそうだっけ……」

不良は下卑た目で彼女を見ている。
めっちゃひくついてる笑顔を見て、彼らはなんも思わんのだろうか。
あぁ、多分見えてないのだろうか。

「もしくは見えてるのに見えていないふりをしている……?」
「何ぶつくさいってんだお前……あ、移動するぞあいつら……」
「追いかけてみる?」
「あのスキルアウトたち、やばい目にあいそうだしなぁ……どうしよう。
 でも、俺電撃くらいたくないし……追いかけられるのももう懲り懲りなんだけど……」





























「来ちゃった(はあと)」

どうも路地裏でお話し合いでもするようです。

「っていうか、結構数いるなぁ……大丈夫だとは思うけど、一応飛び降りる用意しとくか……」
「上条さん、君一応一般人なんだからさぁ……そういう人外じみたことは……」
「え?普通だろ?」

現在、ビルの屋上からみこっちゃんとその他を観察しています。
五階はあるこのビルから飛び降りるとか正気かこの人。
この世界の上条さんはどこか非常識で理不尽だなぁ……俺のせい?

「あ、電撃だした」
「終わったな……ってあれ?
 なんかジャージ着たお姉さんがよって来てるけど……あ、結構可愛い」

結構可愛い感じの姉御肌の女性。
何やら電撃で昏倒させられた奴らの頭のようだ。

「うーん……あれは……まずいかな?」

そういうと、俺は右目に装着したそれで確立を図る。
こいつは当然俺の能力。
“全手切札”(ザ・ジョーカー)が一枚“クラブの4”“天秤鏡”(ライブラスキャナー)。
ぱっと見ただのモノクルである。紳士的な金縁のモノクルのグラスの中に、文字が浮かび上がるのだ。
能力は対象の人物に起こる事象の確率を調べること。
例えば、今俺の眼にはみこっちゃんとジャージの女性がうつっているわけだが……ほい。


挑発に乗ってめっちゃすごい雷落として電化製品壊れる確立 99.2%
二人とも服が突然脱げる確率 0.8%

な?
いや、まて。これおかしいだろ。
なんでそんな確率があるんだよ。

「このままじゃ上条さんちの冷蔵庫クラッシュするぞ」
「何それ!?
 どんな確率事象!?」

起こるものはしょうがない。
まぁ、止めに入るかね。

「上条、本当に大丈夫?」
「問題ないぞ。
 行くぜラグナ!俺の食材たちのために!」

そういって飛び降りる上条を追って、俺も飛ぶ。
本当に大丈夫なのかよ……。

「そこまでだ!
 俺の食卓事情により、この喧嘩!
 この上条当麻があずかる!」
「いや、わけわからん」

無事に着地。
いや、ホントこの人訳が分からん。

「はぁ!?
 おま、どっから出てきやがった!」
「勿論屋上からだ!」
「あ、アンタなんでこんなとこにいんのよ!?」

各々の反応は驚愕一色。
まぁそりゃあそうだろ。
こんなんが突然現れたんだから。

「普通にこのビルの屋上から飛び降りてきた!!」
「全然普通じゃねえじゃねえか!」
「え?この程度みんなできるだろ?
 ラグナできるもんな?」
「え?う、う~ん……まぁ確かにできないことはないg「じゃあできるじゃん!」」

もしかしてこの異常な基準。俺?
俺と一般人比べるのやめろよ……。

「つーわけでここは俺たちでやらせてもらうぜ!」
「まぁ、うちの冷蔵庫もクラッシュしたら嫌だしねぇ」
「ハァ?」

電気ビリビリさせながら彼女はにごっと笑う。
うん、これはもうダメだね。

「上条君」
「サー!」
「ちょ、ちょっとぉっ!?」

上条が彼女をしっかりと右手で捕まえる。
何故かその捕まえる手は彼女の左手だったりする。
何仲良さげに手ぇつないでんだ!

「で、やるかいお嬢さん。
 言っとくけど、俺は強いよ」
「へっ!よくわからねーが、お前ら全員ボコボコにしてそこに寝てる馬鹿どもの落とし前つけさせてもらうぜ!」

あ、そういう趣旨だったんだ。
まぁいいけどさ。

「どっからでもかかってくるといい。
 終わったらさっさと帰って今日の行いを反省し、このスモッグを着るといい。
 この黄色の帽子も忘れるな。名札は平仮名で書くかめちゃくちゃ綺麗に漢字、平仮名のどちらかだ。
 呼びは“せんせえ”か“おじちゃん”、もしくは“おとうさん”“パパ”のどれかにするとなおグッドd「長いわ!」おっとと」

俺のこだわりを、どこからともなく出した現物のスモッグ(レディース用Mサイズ)を見せながら話していたら止められてしまった。
どうもこの少女はコンクリートを操る能力があるようだ。

「どっからそんなくだらねえもん出したかしらねえが!
 アタシの“表層融解(フラックスコート)”の前に沈みな!」

どうもこの俺をこのままコンクリ詰めにするらしい。
発想が893だよぉ……ふぇえ……。

「ま、俺の能力の前では無意味だ」

そう言って、俺は一枚のカードを切る。
俺のオリジナルイラストのうちの一つ。
ダイヤの5に当てはまる切札。

「“俺の両手は森羅万象(スピリチュアルハンド)”」

地鳴りが響く。
この世の中のありとあらゆる物質という物質を、俺の手の動きとリンクさせる能力。
それによって、俺は自分の足にまとわりつくコンクリートは俺の制御下になった。

「……は?」
「そう驚くなよ。
 自分だけがコンクリを操れると思ってたのか?
 甘いねえ……。」
「ど、どういうことだ!?
 ア、アタシの能力が……!
 なんで!?レベルアッパーで、さらに強くなったはずなのに!!」
「ほうほう、君もレベルアッパー使用者か……。
 つまり、第三位はその調査に来てたわけだ。
 熱心だねぇ。風紀委員でもないのに」

さて、そんなことはどうでもいいのだ。
俺の足元から、二本の手が現れる。
気分は巨岩掌を操る某バリアン。
そのコンクリートの掌は俺の両手の動きとリンクしている。

「そんなもんを操ろうと足掻いても、その程度では無理だ。俺の“森羅万象”の前に沈み、ランドセルかスモッグか選べ」
「だ、ダメだ姉御!あいつ守備範囲広すぎだよぉ!!」
「ええい!うろたえるな!スキルアウトはうろたえない!!
 落ち着いてアイツに差し出すランドセル姿の幼女を探せ!」
「アンタらが落ち着け!」

この人たちなんか面白いんだけど。
でも、そろそろ終わらせんと後ろからすごい視線を感じる。
確認しようとは思えないが、とりあえずさっさと終わらせよう。

「ほいっ」
「キャアアアアアアアアッ!!?」

空気と俺の腕をリンクさせ、お嬢ちゃんの足をもって釣り上げる。
とりあえずスカートじゃないしパンツが見えることもあるまい。

「ははは、どうだー。
 まいったかぁい?」
「知るかコノヤロ!
 クソッ!下ろしやがれぇ!!」
「ふははははははははっ!
 お腹が見えてしまっているぞぉ!!
 ヘソを突いてやろうか!?」
「変態だぁあああああああああああああああああああっ!!?
 たす、助けてくれええええええええええええええええっ!!!!」

ふあっは!!叫んでも無駄無駄無駄無駄ァ!!

「森羅万象を俺の手の動きとリンクさせる能力。
 この能力によって操作できる範囲は自由に設定できる……つまり、右腕は巨大なままこうお嬢ちゃんを握り……」
「ひ、ひぃぃぃぃぃっ!!?」
「このように右腕の一部を透過して左腕で嬢ちゃんの体を触ることすら可能!!
 ただし触っているという感触は俺にはない……何故だっ!!」
「しるかあああああああああああああああああああ!!!!」

ンッン~♪叫び声が実に心地よい!!
どれ、もうちょいとばかしいじくりまわして……

「やめんか」
「おごっ」

上条くんに殴られた。
何故じゃ。





























「ちくしょう……絶対許さねえからな……」
「よしよし……」

何故レベルアッパーを使った彼女じゃなくて俺が縛られてるんですかね……。

「で、レベルアッパーの情報を教えてくれない?
 私たち、それを追ってるのよ」
「あぁ、アタシがこれ以上辱められるのを止めてくれたこともあるし、別に構やしねえよ。
 どうせあんたらにこうして囲まれてる時点でアタシらも負けてるに等しいしね」

そう言って、彼女はおとなしく両手を挙げて降参の意を示す。
後ろにいる手下どもも、どうやら素直に負けてくれるようだ。
よかったよかった。

「ついでに俺の縄解いてくれ頼む。
 ちょっと興奮しすぎただけだから。おとなしくしてるから。
 お願いします」
「もうしばらくそこでおとなしくしてろ」
「もう遅いぜ!!」

ぱらっ。と俺を縛っていた縄が解かれる。
もちろん自力である。

「この暴走機関車は……」
「ふは、何を言う上条君。
 いや、縄の食い込み具合も中々にエクスタシーだった。
 だが、僕にはMっ気が少ないので今度は女の子を縛らせてね」
「やらせるかよ!」

なんだよ。ちぇっ。
どっかに可愛いM気質の女の子がいないものかしらね。

「で?レベルアッパーってのは実際なんなの?」
「理屈は知らねえけど、音楽ファイルだよ。
 聞けば、レベルが上がる。そんだけしか知らねえ」
「ふーん」

そう言って俺は音楽プレイヤーを再生させてイヤホンを耳に突っ込んだ。

『あ』
「うっ」

薄れゆく意識。
その奥に、なんか白い髪の女の子が見えた?
眼帯してるー……あははー……。

「ちょ、ラグナお前しっかりしろ!」
「アンタ何考えてるのよ!?
 んな得体の知れないもの聞くんじゃないわよ!」
「ほら、ぺってしなさい!ぺって!!」
「アンタはアンタでおかんか!?」

いい夫婦漫才ですね。
あ、もうダメ。なんか眠いわ。
おやすみ……。


















根性で書きましたが急いでいたもので元から低クオなのがさらにゴミ以下に……。
ちくしょうめ。おのれゴルゴム!
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Author:めたるみーと。
アニメやゲームのキャラを自分の子供に勝手に認定するめたるみーと。(フリーター)です。
嫁?なにそれおいしいの?

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